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コラム【しつけ・飼い方について】一覧

しつけ・飼い方について
執筆者:吉内 龍策
(大阪府・大阪市平野区)

圧倒的な自然界の猛威の前に、人の営みや知恵の無力さをまざまざと見せつけられ、打ちのめされ、圧し拉がれたこの何ヶ月であったことか。
それでも、人はいつまでも悲嘆に暮れているわけではない。
こうべを持ち上げ、前を見つめ、そして、立ち上がり、再び歩き始める。
生きて行かなければ、生き抜かなければならない。
支えあい、助け合い、復興への長い道のりが始まる。

人と共に暮らし、ある時は人の生き甲斐であり、ある時は人の心の支えであった伴侶動物たちも、同じように被災し、同じように厳しい現実に直面させられているに違いない。
けれども、人命が最優先される中で、被災動物の救援は決して前面に出ることはなく、静かにゆっくりと始まり、被災された飼主の方々の願いとして次第に叶えられ、復興に疲れた人々の心を癒してくれるのだ。
過去の災害において、人と動物の絆が壊れることはなかったと振り返る人は多い。そして、今回のような未曾有の大災害であっても、同じように絆は決して壊れることはないと信じたい。

今現在、被災地域では動物病院が中心となって動物の保護が始まっている。
時間の経過とともに、避難所から仮設住宅や知人宅などへの生活拠点の移行が始まり、動物たちを預かってほしいという希望が増大し、動物のシェルターなどが設営されることだろう。

被災によって飼主を失った動物たちがいる。
飼主の方ともども家を失い、住む場所のない動物たちも多い。
動物たちは保護施設で、飼主の方との再会を夢見て、怯えながら毎日を送ることになるだろう。

このような状況でも、しつけができていて、クレート(ケージ)に入ることに慣れている動物は、比較的速やかに順応することができる。
日頃からのしつけが、保護施設での動物の行動を大きく左右し、受けるストレスや将来の動物自身の処遇についても大きな違いを生むことになる。

「情けは人のためならず。」という諺があるが、2つの解釈の議論については多くの人の知るところだろう。
では、「しつけは人のためならず。」という新しい諺はどうだろうか。
動物のしつけは、飼主、周りの人、動物自身、すべての係わりのあるものにとって大きな恩恵があるに違いない。
猫可愛がりもよいけれど、人と動物の絆をより強く、より深いものにするために、しつけは重要にして不可欠ということを肝に銘じておきたい。

ちなみに、わが家の3匹の猫たちは、猫であるにもかかわらず、猫可愛がりされているだけではない。
夜寝るときにはクレートに入って寝るようにしつけている。
3匹で大暴れした後には、クレートに入れてもらってホッとすることもよくある。被災動物のことを考えるとき、ただただ奔放にさせているだけが優しさではないと改めて感じたのだった。

 
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