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コラム【知って得する豆知識】一覧

知って得する豆知識
執筆者:美濃部 五三男
(大阪府・吹田市)

夏場に熱中症予防に服を水で湿らせて着せると良い。
黒い犬に白いシャツを着せると良い。
言われる方多いですよね。

犬の生理と物理を客観的に考えてみてください。

人はなぜ、暑くても服を着るのか? 服を着たほうが涼しく感じることがあるのか?

1.直射日光(紫外線)を遮断できる
2.人は汗をかきます。吸湿性にとんだ服を着ることにより汗を吸います。
3.服が汗を吸い、それが、乾燥するとき、気化熱が生じて、熱を奪います。

肌のままでいるより、Tシャツなどを着たほうが、熱の遮断、汗の吸着、
それが乾燥すること(気加熱)による体温の低下が効率よく行われるわけです。
最近のスポーツ肌着の進化は、びっくりさせられます。

では、犬でこれを当てはめたとしたら??

1.犬はもともと毛があるため、地肌に直射日光が当たりにくい。
 服を着せることにより、皮膚(地肌)と被毛の間に空気の層ができる。
2.犬は、汗をかきません。 
 足のぱっとと、鼻はかきますが、体温調整の意味はほとんど無い。
 おもに呼吸(口)で発散させる。
3.服を着せても、気加熱は生じない。むしろ、空気の層があるため保温に働
き、、皮膚と服の間の空気の層の湿度や温度は、高くなります。そして、水をか
けた場合、皮膚と被毛の間に蒸れが生じ、さらに、皮膚と服の間の空気の層の湿
度や温度は高くなり、体温の上昇や体脂を溶かしてしまい(お湯で体を洗うのと同じ
です)、皮膚のバリアを壊します。
4.犬の皮毛には、立毛筋という構造があり、暑ければ毛が立つように働くわけです
が、服を着せることにより、毛が立つことを阻害します。

いかがでしょう。
メリットがどこにあるのか? 飼い主の自己満足だけですよね。

空気は、最も適した断熱材であることはご存知であると思います。
夏に服を着せるということは、冬以上に保温効果を高めるどころか、体温上昇を
助長させているだけです。
さらに、水にぬらした服を着せると、空気の層だけでなく、水の層も作ることになり
ます。
皮膚に密着していませんから、服の水が蒸発することによる気化熱効果も期待できま
せんし、
服の内側に蒸発もするわけですから、そこに空間があれば、蒸れて、さらに体温の上
昇を引き起こし、
服と空気と水の層でさらに保温効果が高まる。

ということではないでしょうか?

確かに黒い犬は、直射日光の中では、体温の上昇が早いのは確かです。
それに白いシャツを着せたからといって、どれぐらいわかるものなのでしょうか?
本来、犬の活動時間は早朝と夕方で、日差しが強いときは、休んでいるのです。

犬は、保温は得意ですが、熱の発散は苦手なのです。

服を着せてまで、夏の暑いときに外にでる意味はあるのでしょうか。
一度よく考えてみてください。

 
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